A「暇だなぁ…」
B「確かに暇だ。」
C「暇っすね。」
A「誰かなんか面白いこと言ってくれよ。」
B「唐突に面白いこと言えって言われて面白いこと言うの俺らオタクには無理だって。あそう言えば面白い話で思い出したけどお前ら絶望したエピソードとかある?」
A「唐突すぎる。」
C「面白い話からどうやったら絶望した話が思い起こされるんだよ。」
B「面白いだろ、他人の絶望は。」
A「こいつマンガの悪役すぎる。」
C「こんなのと友達やってるの嫌すぎる。」
B「お前らがないなら俺から行くぞ、最近中学のころから付き合ってた彼女と別れた。」
A「絶望すぎるな、しかも特級ときた。」
C「お前D子と別れたんだおもろ。」
B「絶望してたんだけどこうやってお前らと集まって話してたら気が安らいできてやっと話せるようになった。」
A「なんかそう言われると嬉しいな。」
C「いい雰囲気になったけど俺別れたことおもろって言っちゃった最悪かよ。最悪ついでに俺の絶望エピソードを話すか、帝京平成大学に8浪して合格した。」
B「いや確かに絶望だけど8浪して帝京平成大学行くならもっと上を目指せよ。」
A「絶望の質が違いすぎるしそれはお前がバカすぎる。」
C「だってCMで凄いって言いまくってたから8浪する価値があると思って…」
A「高い壺とか買いそう。」
B「我友達ながら馬鹿すぎて将来が心配になるな。」
A「じゃあラストは俺か、仮面ライダーとかウルトラマンの俳優が俺より年下ばかりになったこと」
B&C「絶望やっす。」
A「おいおいおいふざけんじゃねえぞ、歳上お兄さんお姉さんだったのが俺より下になって、憧れていいのか若干迷いが出始めるんだぞ。」
B&C「安すぎるって。」
A「それ以外にも鈴木福くん芦田愛菜ちゃんがもう福さん愛奈さんだし、山上兄弟なんてアラサーだぞ。さかなクンなんてもう50前だぞ。」
B「絶望が安すぎるって、しかも山上兄弟なんて昨今誰が知ってんだよ。てじなーにゃなんて伝わらねえぞ。」
C「それはそれとしてさかなクン50手前は絶望してる。」
B「Aお前普段から適当だと思っていたが、人生まで適当に過ごしてるからそんな安すぎる絶望しか持ってないんじゃないか?」
A「お前のその一言、たった今俺の人生の絶望した瞬間ランキング1位になりましたよ。あーあ俺なんて人生適当だよあーしにて、はー死んで生まれ変わって女性声優の鼻毛になってハナクソ食べ放題生活送りてえよまじで。」
神「私は神だ。」
A「エエエエエエエエッ!?!?!?誰ぇ!?」
神「私は神だお前のその願い叶えてしんぜよう。」ピカーッ!
A「う、うわあああああ!!!!」
都内某所
女性声優A「ガチ恋うざくない?」
女性声優B「わかる。」
女性声優A「てか女性声優に鼻毛いらなくない?」ブチブチブチ
女性声優B「わかる」ブチブチブチ
A「チーン…」女性声優の鼻毛に転生後10秒で引き抜かれ死亡